多くの人が「自分ではうまく巻けない」と挫折するのが後頭部です。合わせ鏡を使っても距離感が掴みにくいバックのスタイリングには、感覚に頼らない明確な手順が存在します。
ショートヘアの後ろの髪の巻き方(ストレートアイロン編)における鉄則は、「真後ろではなく斜め前(サイド)に引き出して巻く」という点です。
後頭部の髪を左右半分に分け、それぞれの毛束を手で前方に引っ張るように持ってきます。この位置であれば、手元とアイロンの角度を鏡で直視しながら安全にアイロンを挟むことができます。真後ろで腕を無理に背中へ回そうとするから火傷やカクつきが起きるのです。
また、絶壁をカバーして後頭部に美しい丸みを持たせたい場合は、つむじ周辺のトップの毛束を真上(天井方向)に引き上げ、根元から2〜3cm離した位置にアイロンを横向きに挟んで後ろへ半円を描くように抜きます。重力に逆らって熱を当てることで、自然な立ち上がりとふんわりとしたボリュームが一日中持続します。これこそが、不器用な人でもショートヘアのアイロンで失敗しない方法の核心です。