2019年は、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)で異なるハロウィーンテーマが展開され、それに応じて仮装者の傾向にも明確な棲み分けが見られました。
【東京ディズニーランド:王道プリンセスと新作映画の台頭】
ランドでは「ゴースト流の東京ディズニーランド」をテーマにしたパレード「スプーキー“Boo!”パレード」が2年目を迎え、大人気を博しました。仮装トレンドとしては、シンデレラやベル、アリエルといった歴代ディズニープリンセスに加え、同年夏に公開され大ヒットを記録した映画『トイ・ストーリー4』のフォーキーやボー・ピープ、実写版『アラジン』のジャスミンなどに扮するファンが目立ちました。
【東京ディズニーシー:ダーク&妖艶なヴィランズ・シーの世界】
一方のシーでは、新規ハーバーショー「フェスティバル・オブ・ミスティーク」が初導入。港町ポルト・パラディーゾを舞台にした妖しく美しい世界観に合わせ、マレフィセントやアースラ、ハデスといったディズニーヴィランズ(悪役)や、ミステリアスな衣装を纏った仮装者が集結しました。異国情緒あふれる街並みを背景にした撮影が盛んに行われたのも特徴です。
【衣装調達の実態:手作り派と通販派の共存】
衣装の準備においては、生地選びからこだわり抜く本格的な自作・手作り派と、クオリティが大幅に向上した海外通販や専門ショップを利用する既製服派が二極化。手作り派は数か月前から制作に励み、通販派は装飾小物をカスタマイズするなど、各自のスタイルで完成度を競い合うカルチャーが花開きました。