世界遺産・日光の社寺や、雄大な自然を誇る那須連山。海外からのインバウンド客も含め、連日多くの観光客で賑わうこれらのスポットだが、山の天気は下界のそれとは全く異なる表情を見せる。中禅寺湖畔やいろは坂では、平野部が穏やかな快晴であっても、わずか数十分で深い濃霧に包まれ、視界が数メートル先まで遮られる事態が頻発している。
特に標高1,000メートルを超えるエリアでは、気圧の急変に伴う突風や急激な気温低下が登山客やドライブ客を襲う。観光協会では、Webサイトやアプリを通じたリアルタイムの山岳気象情報の提供を強化。安全な観光ルートの選定や適切な防寒着の準備を、これまで以上に強く呼びかけている。