SUPER BEAVERは、渋谷龍太(Vo.)、柳沢亮太(Gt.)、上杉研太(Ba.)、藤原広明(Dr.)の4人によって構成されています。結成から20年以上、一度もメンバーチェンジを行うことなく活動を継続している点は、日本のバンドシーンにおいても極めて特筆すべき事実です。
渋谷龍太(Vo.):圧倒的カリスマ性と文学的才能を併せ持つフロントマン
詳細を見るボーカルの渋谷龍太は、東京都新宿区歌舞伎町出身。本名も同じく「渋谷龍太」です。個性的な和装やモード系ファッション、タトゥーといった華やかな外見とは裏腹に、極めて礼儀正しく誠実な立ち振る舞いで知られています。実家は新宿で長年愛されている老舗中華料理店であり、下町情緒と都会の厳しさの双方を肌で感じて育ちました。
彼の最大の魅力は、聴き手の鼓膜だけでなく胸腔の奥深くまで響かせる声量と、一言一句を明瞭に届ける滑舌、そしてライブハウスでもドームでも変わらない「あなた」個人に向けた語りかけです。また、文筆家としても非凡な才能を発揮しており、バンドの歩みを赤裸々に綴った著書『都会のラクダ』やエッセイ集は重版を重ね、表現者として多角的なリスペクトを集めています。
柳沢亮太(Gt.):魂の言葉と旋律を生み出すソングライティングの心臓
詳細を見るギターの柳沢亮太は、SUPER BEAVERの楽曲の作詞・作曲を主導するブレーンです。父親は著名なスタジオミュージシャン兼ギタリストの柳沢二三男氏であり、幼少期から豊かな音楽環境で育ちました。
柳沢が紡ぎ出す言葉は、日常の何気ない感情や人間関係の機微を鋭く捉えながらも、決して他人事ではない普遍的な温もりを持っています。そのソングライティング能力は外部からも極めて高く評価されており、ジャニーズ(現STARTO ENTERTAINMENT)所属グループや様々なJ-POPアーティストへの楽曲提供を通じても数多くの名曲を世に送り出しています。2014年には肝機能低下による緊急入院・一時休養という試練を経験しましたが、それを乗り越えたことでバンドの結束と表現の深みは一段と増しました。
上杉研太(Ba.):バンドを統率するリーダーと力強いグルーヴ
ベースの上杉研太は、SUPER BEAVERの結成発起人であり、リーダーを務めています。力強くうねるベースラインでバンドの骨格を支えるだけでなく、インディーズ時代からバンドの運営や方向性を冷静に見極めてきた精神的支柱です。
ステージ上での豪快なパフォーマンスの一方で、私生活では無類の料理好き・キャンプ好きとしても知られ、「男飯」のレシピ公開やメディア出演など、気さくな兄貴分としてのキャラクターでも絶大な支持を集めています。
藤原広明(Dr.):強靭なリズムとバンドを和ませる愛されキャラクター
ドラムスの藤原広明は、柳沢亮太の幼馴染であり、上杉と渋谷が通う高校に柳沢とともに合流する形でバンドに加わりました。パワフルかつ繊細なドラミングでSUPER BEAVERの疾走感とダイナミクスを支え続けています。
寡黙にドラムを叩き続けるステージ上での精悍な姿と、MCや楽屋トークで見せるお茶目で少し天然な一面とのギャップがファンの心を掴んで離しません。メンバー間の緩衝材としても欠かせない存在です。