「ハサミを持つと、ブルーベリー剪定どこを切るべきか迷ってしまう」という初心者は少なくありません。夏に行う作業は、冬の骨格剪定とは異なり、主に「新梢ピンチ」と「シュート切り戻し」の2つの技術に集約されます。
1. 新梢ピンチ(先端の摘心)の手順
今年新しく伸びてきた柔らかい枝(新梢)が20〜30cm程度に達した段階で、その先端の芽を指先やハサミで数センチ摘み取ります。これをブルーベリー新梢ピンチと呼びます。頂端優勢(先端ばかりが伸びる性質)を打破し、脇芽の発生を促すことで、短く充実した結果枝(花芽がつく枝)を1本の枝から複数作り出すことが可能です。
2. シュート切り戻し(徒長枝の抑制)の手順
株元から勢いよく突き抜けるように伸びる太い枝を「ベイサルシュート」、古い主幹の途中から立ち上がる太い枝を「サッカー」や「主幹シュート」と呼びます。これらは将来の主軸となる貴重な枝ですが、放置すると1メートル以上も垂直に伸びてしまいます。そこで、ブルーベリーシュート切り戻しとして、地面から40〜50cm前後の高さでカットします。外側を向いている元気な芽の上、約5mmの位置で斜めに切るのが正しい切断方法です。