実際に現地を歩き、住民の声や警察の公表データを検証すると、一般的な知名度だけでは見えてこない「暮らしの実態」が浮き彫りになります。
千葉県警察が公開する犯罪統計資料によると、飯山満町における凶悪犯罪の発生件数は極めて少なく、船橋市内でもトップクラスに治安が安定した地域です。駅周辺に繁華街や風俗街が存在せず、パチンコ店や深夜営業の居酒屋が極めて限られているため、夜間は静まり返った良好な住環境が保たれています。地元保護者や自治会による見守り活動も活発です。
一方で、住居選びにおいて絶対に現地確認を怠ってはならないのが「坂道(起伏)」と「水害ハザードマップ」の2点です。
地名の由来にもなった通り、飯山満町は台地と谷(谷津)が複雑に入り組む地形をしています。飯山満駅から住宅地へ向かうルートには急勾配の坂道や階段が多く、電動アシスト自転車や車がないと日々の移動に負担を感じるケースがあります。
船橋市洪水・内水ハザードマップを確認すると、海老川の支流である飯山満川沿いの低地平野部では、100年に1度レベルの局地的大雨時に0.5m〜2.0m未満の浸水想定区域に指定されている地点が存在します。さらに、台地のキワにあたる斜面地近傍では「土砂災害警戒区域(急傾斜地)」に指定されている箇所もあります。物件探しの際は、駅徒歩分数だけでなく、標高と地盤の安全性を必ずハザードマップで照合することが極めて重要です。