1日限りのイベントや普段使いで主流となっている「粘着グミシール」や「ネイル用両面テープ」は、水分と油分、そして適度な熱を与えることで粘着力が劇的に低下します。この特性を利用した、ネイルチップの外し方をお湯とオイルで完結させる基本手順は以下の通りです。
ステップ1:38〜40度のぬるま湯に指先を浸ける
洗面器やボウルに少し温かめ(38〜40度前後)のお湯を用意します。指先を3〜5分ほどしっかり浸してください。入浴中や湯上がりのタイミングで行うのも非常に効果的です。温まることで固まっていたグミシールの粘着基材が柔らかくなり、接着面にわずかな緩みが生じます。
ステップ2:爪とチップの境目にネイルオイルを浸透させる
お湯から指を出したら、自爪とチップの根元やサイドの境目にキューティクルオイルやベビーオイルを数滴垂らします。オイルの油分が粘着層の微細な隙間に入り込み、シールの粘着力をさらに弱める潤滑油の役割を果たします。
ステップ3:ウッドスティックを使い横から少しずつ持ち上げる
ここで登場するのがウッドスティックです。爪の先端から強引に持ち上げるのではなく、爪の根元またはサイドの隙間に、ウッドスティックの斜めにカットされた先端(ベベルエッジ)をそっと差し込みます。決してテコの原理で一気に跳ね上げてはいけません。オイルを足しながら、スティックを左右に細かく小刻みに揺らすように動かすと、シールが自爪から自然とスルッと外れます。
チップの再利用を考えている場合の注意点
「お気に入りの作家製チップを何度も使いたい」という場合、グミシール+お湯+オイルの手順であればチップ本体のプラスチック(ABS樹脂)を一切侵さないため、ネイルチップの再利用が可能です。外した後は、チップの裏側に残ったグミシールをウッドスティックの先でクルクルと巻き取るように綺麗に除去し、水分を拭き取って通気性の良いケースに保管してください。