ネット上の掲示板やSNSでは、時折「アイドル写真集は男性向けの水着グラビアが中心なのでは?」「女性ファッション誌モデルの写真集は男性ファンには物足りないのでは?」という二項対立的な議論が見受けられます。
しかし、『会いたい』においてその見方は完全に的外れと言わざるを得ません。本書の最大の勝因は、「CanCam専属モデルとしてのモードな洗練美」と「日向坂46のアイドルとしての親近感・開放感」を高度に両立させた点にあります。
男性ファンにとっては、普段は見られない大胆なランジェリーカットや無防備な笑顔に心奪われる一方、女性ファンにとっては、ハワイの自然に映えるコーディネートやメイク、引き締まったスタイルが「理想のアイコン」として映ります。このターゲット層の広さこそが、ネット上の偏見を覆し、ロングヒットを維持している隠れたメカニズムです。