インターネット上の情報や一般的な動物園のイメージから生じがちな誤解についても触れておきます。
まず、「大型猛獣(ライオン、トラ、ゾウなど)が勢揃いしている」という誤認です。のいち動物公園は、いわゆる花形猛獣を無差別に集めるメガズースタイルではなく、気候帯や生息環境に根ざした独自の選定を行っています。ライオンやゾウを目当てに訪れると肩透かしを食う可能性がありますが、その代わりにウンピョウやビントログ、マレーバクといった、他園では主役になりにくい中型〜希少動物の極めて生き生きとした姿を間近で観察できるのが同園の真髄です。
また、「公立の小さな町営動物園だから短時間で見終わる」というのも誤りです。展示の奥行きと観察ポイントが綿密に計算されているため、動物の細かな仕草を見守っていると、あっという間に2〜3時間が経過します。旅程を組む際は、最低でも2時間、お子様連れなら半日程度の滞在時間を見込んでおくのが失敗を防ぐポイントです。