この奇跡的な怪我からの復帰劇の陰には、生涯の伴侶となった妻・千恵(ちえ)さんの存在が不可欠でした。本間朋晃の結婚は、まさにこの闘病生活の真っ只中である2017年8月に婚姻届が提出されたものです。
二人は事故以前から交際を続けていましたが、本間が全身麻痺となり自力で食事も排泄もできない状態になった際、千恵さんは仕事を調整しながら連日病院へ通い詰め、献身的な介護と精神的サポートを続けました。自責の念から「こんな身体になってしまい、別れたほうが彼女のためではないか」と苦悩する本間に対し、千恵さんは「私が一生支えるから、絶対に諦めないで」と励まし続けたといいます。
動かない指に力を込め、病室のベッドの上でプロポーズを果たしたエピソードは、プロレスファンの間でも伝説的な純愛物語として語り継がれています。