藤本さきこ氏の代名詞である「設定変更ノート術」とは、具体的にどのような手法なのでしょうか。そのステップは極めてシンプルに整理されています。
- 明らめる(事実を見る):起きた出来事や現状の数字を、主観的な感情を交えずに「ありのままの事実」としてノートに書き出す。
- 感じる:その事実に対して自分が感じた怒り、悲しみ、惨めさなどの本音を一切否定せずに吐き出す。
- 決める(設定を変更する):「お金とは苦労して得るもの」「愛されるには我慢が必要」といった無意識の思い込みを自覚し、自分の好む新たな定義へと設定し直す。
このプロセスに対して、実際にノートを書き続けている利用者からは肯定的な声が多く寄せられています。SNSやレビューコミュニティの意見を検証すると、「他人の目ばかり気にしていたのが、自分の本音に気づけるようになった」「ノートを書くことで感情の起伏が穏やかになり、無駄な人間関係のストレスが激減した」という声が目立ちます。外側の環境を変える前に、内側の捉え方を整理する習慣が、メンタルヘルスや日々の生活の安定に寄与していることは確かです。
一方で、手厳しい評価や途中で離脱した利用者の声も見逃せません。「ノートを何十冊書いても現実は何一つ変わらなかった」「ブログの真似をして身の丈に合わない高級ホテルに行き、貯金を減らして後悔した」といった失敗談が存在します。思考の整理にとどまらず、「設定を変えれば魔法のようにお金が入ってくる」という都合の良い引き寄せ幻想を抱いてしまった場合、現実とのギャップに苦しむ結果となる傾向が見て取れます。