トローチは医薬品である以上、1日あたりの使用上限と服用間隔が厳格に定められています。
服用間隔と1日の上限個数
一般的な医療用トローチや市販の第2類・第3類トローチでは、「1回1個、1日4〜6回」「服用間隔は2時間以上あける」という規定が標準的です。過剰に連続使用すると、口腔内の正常な細菌叢(マイクロバイオーム)のバランスが崩れ、かえって口内炎の原因になったり、舌の荒れ・胃部不快感を招く恐れがあります。
妊娠中・授乳中における使用基準
妊娠中や授乳期にトローチを使用する際は、成分の選定に注意が必要です。
- 妊娠中:局所作用がメインであるため胎児への影響は限定的とされる製品が多いものの、抗炎症成分(生薬成分やアズレンスルホン酸、抗生物質系トローチなど)によっては慎重な投与が求められます。市販品を購入する際も、自己判断せず主治医や薬剤師へ相談してください。
- 授乳中:一般的に血中への移行量はごく微量であり、多くのトローチが使用可能とされていますが、授乳期特有のホルモンバランスや母乳移行性を考慮し、添付文書の確認および医療機関への確認を怠らないようにしましょう。