Q1:ニットは着用するたびに洗うべきですか?適切な洗濯頻度はどれくらいですか?
A1:毎回洗う必要はまったくありません。直接肌に触れないミドルレイヤーのニットであれば、3〜5回着用ごとに1回の洗濯が目安です。ウールには天然の防臭・抗菌作用があるため、着用後は脱いでハンガーに30分ほど掛けて体温と湿気を飛ばし、ブラッシングして休ませるだけで清潔さを保てます。過剰な洗濯回数は繊維の油分を奪い、劣化を早める最大の原因です。
Q2:ドラム式洗濯機の乾燥機能を使ってニットを乾かすのは絶対にダメですか?
A2:ウォッシャブル対応の表示がない限り、絶対に避けてください。ドラム式乾燥機は「高温の熱風」と「タンブル(叩きつけ)摩擦」を同時に加えるため、ウール繊維にとってはフェルト収縮を引き起こす最悪の環境です。わずか30分の乾燥運転で大人のセーターが小学生サイズまで縮み、繊維が完全に硬化して復元不可能になります。
Q3:平干しネットがない場合、室内で型崩れさせずに干す代用テクニックはありますか?
A3:ハンガーを2本または3本使った「お化け干し(振り分け干し)」が効果的です。1本のハンガーに通常通りセーターを掛け、身頃の中間部分ともう片方の袖を2本目のハンガーに渡し、重量を複数箇所に分散させます。また、角ハンガー(ピンチハンガー)の上面にセーターを広げて乗せる方法も、平干しネットと同等の通気性と安定性を確保できる優れた裏ワザです。