足の色が紫色になる原因は?重篤な血流障害を見極めるサインと受診科

足の色が紫色になる原因は?重篤な血流障害を見極めるサインと受診科

足の色が紫色になる原因は?重篤な血流障害を見極めるサインと受診科についての最新情報をご紹介します。

足の異常に直面した際、多くの人が「足が紫色 何科を受診すべきか」と迷い、診療科の選択を誤って診断が遅れる事態が発生している。受診科の判断は、症状の「発症速度」「左右差」「皮膚表面の状態」を基準に決定するのが鉄則である。

第一選択となる診療科該当する自覚症状・身体所見実施される主な専門検査緊急度のアセスメント血管外科 / 心臓血管外科片足の急激な変色、足の動脈拍動が触れない、足背の潰瘍下肢動脈エコー、ABI(足関節上腕血圧比)、造影CT当日〜数日以内。閉塞が急性なら救急搬送のレベル循環器内科歩行時のふくらはぎの痛み、高血圧・不整脈の持病があるABI検査、下肢血管超音波、心電図、血液Dダイマー早期受診。動脈硬化の全身評価と薬物療法を即時検討皮膚科冬場のしもやけ様症状、強いかゆみ、靴擦れ部位の発赤視診、ダーモスコピー、皮膚生検、真菌検査通常受診。ただし血流不全が疑われれば血管外科へ即紹介膠原病・リウマチ内科寒さで指先が白→紫に変わる、手指のこわばり・関節痛抗核抗体検査、自己抗体スクリーニング、毛細血管鏡計画的受診。全身性硬化症やSLEなどの基礎疾患精査

なお、急性動脈閉塞症が疑われる「5つのP」(Pain:激痛、Pallor:蒼白〜チアノーゼ、Pulselessness:動脈拍動消失、Paresthesia:知覚鈍麻、Paralysis:運動麻痺)が突然現れた場合は、発症から6〜8時間以内に血流を再開させなければ足の救済が困難となる。この徴候が見られた際は、躊躇なく救急要請(119番)を行う必要がある。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。