バタ足が進まない原因を解明!推進力が劇的に変わる脱力のコツと練習法

バタ足が進まない原因を解明!推進力が劇的に変わる脱力のコツと練習法

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滑らかに前進するスイマーの足元を水中カメラで観察すると、一本のしなやかな鞭(むち)のような波動が確認できます。この動きを再現するための核心が、股関節から動かすコツの体得です。足の付け根、骨盤の奥にある大腰筋や腸骨筋を意識し、おへその下あたりから脚全体を上下させる感覚を持つことで、初めて大きな水圧を捉える準備が整います。

そして、推進力の最後の決め手となるのが足首の脱力としなりです。足首をガチガチに固めてつま先を無理に伸ばそうとすると、ふくらはぎやすねが緊張し、足が棒のようになって水を切るだけで終わります。重要なのは、足首の力を極限まで抜き、水圧によって自然につま先が後方を向く状態を作り出すことです。

ここで意識したいのが、推進力を高める足の甲の向きです。親指同士がかすかに触れ合う程度の「軽い内股(内反)」を保つと、足の甲全体がスロープのような役割を果たし、後方へ向けて効率よく水を受け流すポケットが形成されます。うちわで風を送る際、手首を固めるよりもスナップを利かせた方が強い風が起きるのとまったく同じ力学が、水中でも働いています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。