運動の絶対的指導者であった池田大作名誉会長の逝去は、組織のあり方に不可逆的な変化をもたらした。現在、組織の舵取りを担う原田稔会長をはじめとする最高幹部層は、求心力の維持という極めて困難な舵取りを迫られている。カリスマなき時代の組織運営は、過渡期特有の緊張感に包まれている。
世代交代が進む中で、若年層の離脱や活動量の低下といった課題が浮き彫りになりつつある。カリスマの威光に頼ることができない現体制が、どのように運動の純粋性と政治的影響力を両立させていくのか。内部における理念の再定義は、永田町の勢力図にも直接的な影響を及ぼし始めている。