事件発覚直後から現場周辺の住民や裏社会に精通する取材者の間では、「共犯者の存在」を疑う説が根強く存在していた。狭小なアパートの一室で、臭気を抑えつつ複数人の遺体を短期間で解体し、クーラーボックスに保管するという作業。これを騒音や周囲の発覚を完全に防ぎながら進めることは、物理的・衛生的に見て極めて困難ではないかという見解である。
現場から押収された遺留品の数や、金銭の動きに関しても、白石死刑囚一人の行動半径を大きく超えているのではないかという指摘がなされた。捜査当局は最終的に単独犯行と結論付けたものの、共犯者説や支援者の存在についての噂は完全に拭い去れていない。疑惑の根底には、彼の経歴や過去の人間関係に見られる不透明なネットワークへの疑念が影を落としている。