彼女の人気を不動のものにした立役者といえば、大手出版社が手掛ける看板雑誌の存在を外すことはできない。集英社が刊行する『週刊プレイボーイ』では、快活でフレッシュなエネルギーを全面に押し出した爽やかなグラビアを展開。青い海や自然光の中で弾ける彼女の笑顔は、多くの読者の心を掴んだ。
一方で、講談社の『FRIDAY』で見せたアプローチは対照的だった。都会の陰影やホテルの一室を舞台に、どこかミステリアスで大人びた情趣を漂わせる構成が光った。出版社のカラーや編集者の意図を的確に汲み取り、全く異なる表情を完璧に演じ分ける適応力こそ、彼女が第一線で求められ続けた最大の理由だろう。