単なる画像の削除にとどまらず、プーさんを用いた表現が原因で現地の市民やクリエイターが不利益を被る事例も報告されています。
過去には、プーさんのイラストをあしらったグッズを身につけて反体制的なメッセージを発信した活動家が警察に一時拘束されたほか、SNS上で習氏を揶揄する目的でプーさんの画像を繰り返し投稿した一般ユーザーのアカウントが永久凍結される事例が相次ぎました。中国の信用スコアシステムやネット実名制のもとでは、アカウントの剥奪は日常生活に直結する重いペナルティです。
また、台湾のゲーム開発会社が制作したホラーゲーム内に「習近平くまのプーさん」と読める隠し文字が含まれていたことが発覚した際には、中国国内の販売プラットフォームから即座に削除され、中国のパブリッシャーが契約を打ち切られる経済的な制裁へと発展しました。キャラクターをめぐる問題は、個人の表現からビジネスの存続に関わる重大なリスクとなっています。