平成仮面ライダーシリーズの第2作として制作された本作で、要潤が演じたのは警視庁未確認生命体対策班(SAUL)のG3ユニット運用員・氷川誠だ。圧倒的な超能力を持つ主人公・津上翔一や、野性的な本能で戦うギルスと異なり、氷川はどこまでも「普通の人間」だった。
不器用で、まっすぐで、時には不敵な敵の前で怯えながらも、正義の使命感だけで立ち上がる。その不完全さが人間味溢れる魅力を生んだ。不器用すぎてケーキのイチゴを落としてしまうコミカルな一面と、戦場でボロボロになりながら拳を握りしめるシリアスさのギャップ。この繊細な演技こそが、大人層の視聴者まで巻き込む大きな波紋を呼んだのだ。