1970年代から80年代にかけてのテレビ業界は、まさに熱気に満ち溢れていた。次々と新しい表現が試みられ、茶の間の視聴者が毎週の放送を心待ちにしていた時代だ。昭和レトロという言葉が定着した現代においても、当時の作品が持つ圧倒的なパワーは色あせない。
その中心にいたのが、テレビドラマの世界で強烈な光を放っていた彼らである。脚本家の意図を深く読み解き、画面越しに人間の生々しい感情を届ける技術。演出家の無茶ぶりにも即座に応える柔軟性と度胸。彼らが作り上げた数々の名場面は、日本のテレビ史における貴重な財産として今も輝きを放ち続けている。