Disney+で世界配信され大きな話題を呼んだ人物ドキュメンタリー映画『Shohei Ohtani: Beyond the Dream』。そこでは日米の偉大な先人たちとの対談や、メジャーリーグの頂点へと上り詰めるまでの緻密な軌跡が描かれた。しかし、尺の都合上どうしても溢れ落ちてしまったのが、こうした高校野球時代の何気ない日常の断片だ。
カメラが回っていない修学旅行のバス車内。大谷は友人と音楽を聴きながら談笑し、時には移動中に爆睡するごく普通の17歳だった。歴史的な偉業を成し遂げる天才のバックボーンには、こうした当たり前で穏やかな高校時代の青春の1ページがしっかりと根を張っている。