三笠宮家において、姉の彬子女王とともに見せる活動の広がりも注目に値する。研究者として学術・伝統文化の振興に尽力する彬子女王に対し、地域福祉や当事者目線の支援に寄り添う彼女。二人のアプローチは対極でありながら、見事な補完関係を見せている。
皇室の伝統を守り伝える役割と、現代社会の歪みや困りごとに直接アプローチする役割。三笠宮家の姉妹が果たす多角的な貢献は、ともすれば遠い存在に感じられがちな皇室を、ぐっと身近なものへと引き寄せた。二人が醸し出す自然体の空気感は、次世代の皇室像を占う上でも重要な指標となっている。