健志台の秋から冬にかけて、キャンパス内の空気を一段と引き締めるのが駅伝チームの足音だ。大学の威信を背負う「箱根駅伝強化プロジェクト」は、この起伏に富んだ青葉の地形を最大限に生かして展開されている。クロスカントリーコースや傾斜地を活用した坂道トレーニングは、過酷な箱根の山登り・山下りを制するための伝統的な試練だ。
近年では、走行中の心拍変動や乳酸値の即時解析を取り入れ、オーバートレーニングを防ぎながら限界値を引き上げる科学的コンディショニングが徹底されている。選手層の底上げと故障リスクの低減を両立させるこのプロジェクトは、毎年冬の号砲に向けて着実に成果を積み上げている。