日本の占いシーンを牽引してきた識者たちのアプローチにも、時代の要請に伴う興味深い進化が見られる。西洋占星術の第一人者である鏡リュウジ氏は、心理学的なアプローチを取り入れ、占いを「自己対話のツール」として論理的かつ学術的に昇華させてきた。
一方で、テレビ番組などを通じて絶大な人気を博す星ひとみ氏は、東洋占星術や手相、直感力を融合させたオリジナルの「天星術」を展開し、個人の運気だけでなく具体的な行動指針を力強く提示することで人々の背中を押している。知的な自己探求を促すアプローチと、生活に密着した実践的な助言という二大潮流が、現代の占星術ファンを惹きつけてやまない。