ネット上では「このセリフはシュワルツェネッガーのアドリブだった」という噂が散見されますが、これは明確な誤りです。
ジェームズ・キャメロン監督および共同脚本家のウィリアム・ウィッシャーの証言によると、このセリフは脚本の執筆段階で完全に計算されて組み込まれていたものでした。当時、キャメロンとウィッシャーは電話の会話を終える際、冗談半分で「Hasta la vista, baby」と言い合っていた日常のやり取りをそのまま脚本に転用したと明かしています。
さらに興味深いのは、シュワルツェネッガー自身が当初、オーストリア訛りの強い自分の発音でスペイン語を喋ることに難色を示していた点です。しかし、監督の強い説得によってカメラの前で披露した結果、無機質なマシンの発音とラテン系スラングのギャップが奇跡的なケミストリーを生み出し、映画史に永遠に残るパンチラインが完成しました。