二刀流プレイヤーとしての負荷をいかにコントロールするか。ロサンゼルス・ドジャースの陣頭指揮を執るデーブ・ロバーツ監督にとって、大谷翔平の登板間隔と指名打者としての出場機会のバランス管理は最優先課題の一つである。
指揮官は「彼の身体能力と回復力は規格外だが、長丁場のシーズンを乗り切るためには科学的なコンディション管理が欠かせない」と繰り返し強調する。投球回数や球数の制限はもちろんのこと、遠征移動が重なる過酷な日程では、あらかじめ中6日以上の登板間隔を設定する柔軟なローテーション運用が敷かれている。
投手としての登板翌日も打者としてスタメンに名を連ねる凄まじいタフネス。しかしその裏には、クラブハウス内での徹底したトレーナーチームとの対話と、登板日の変更にも即座に対応する監督との深い信頼関係が存在している。