Q1:歯石取りで麻酔をお願いするのは迷惑がられたり恥ずかしいことですか?
A1:まったく恥ずかしいことではなく、医療従事者にとっても歓迎すべき申し出です。患者が痛みで身をよじると器具で舌や歯茎を傷つけるリスクが高まりますが、麻酔が効いていれば安全かつ深部まで確実に歯石を除去できます。保険診療の範囲内でも数百円の追加負担で局所麻酔を併用可能ですので、事前の問診時に遠慮なく「痛みに弱いので麻酔を使ってほしい」とお伝えください。
Q2:歯石を取った後に歯と歯の間にすき間が空いてスースーするのは削りすぎの失敗ですか?
A2:削りすぎではなく、正常な治癒の過程です。超音波スケーラーの刃先はエナメル質を削り落とす構造にはなっていません。すき間が空いたように感じるのは、本来そこにあった骨が歯周病で失われ、代わりに詰まっていた「歯石」と「ブヨブヨに腫れた歯茎」が引き締まって本来の歯根形状が現れたためです。放置するとさらに骨が溶けるため、すき間ができた状態こそが歯周病菌を排除できた健全なリセット地点となります。
Q3:痛くない歯科医院を初診前に見分けるためのチェックポイントはありますか?
A3:医院の公式ホームページで「予防歯科」「メインテナンス」に関する記載を確認してください。「GBT認証施設」「エアフロー導入」「歯科衛生士担当制」「麻酔を用いた低侵襲スケーリング」などのキーワードが明記されているクリニックは、痛みのコントロールに対する意識が極めて高い傾向にあります。逆に、初診予約時に処置内容の説明が一切なく、短時間での回転を売りにしている医院は避けたほうが無難です。