「動物の森」の最大のハイライトは、柵越しに眺めるだけでなく、生息エリアに足を踏み入れるような感覚で動物たちと至近距離で対面できる動線設計にあります。なかでも圧倒的な人気を誇るのが、カピバラとカンガルーの展示エリアです。
のんびりとした仕草で愛されるカピバラエリアでは、午前と午後の特定時間帯に開放される柵内スペースや観察デッキから、息遣いが聞こえるほどの至近距離でその愛らしい姿を鑑賞できます。冬場や肌寒い時期に見られる「カピバラの露天風呂」イベント時は、湯船に浸かって目を細める姿を一目見ようと幾重もの人垣ができるほどです。
オオカンガルーやベネットアカクビワラビーが暮らすエリアでは、仕切りを極力排除したウォークスルー型の展示が導入されており、人間が歩く通路のすぐ脇でカンガルーが寝転んでいるという非日常的な光景が広がります。動物たちの突発的な動きに驚かないよう、現地の飼育スタッフが配置され、安全確保と動物福祉への配慮が図られています。
また、ヤギやヒツジ、水鳥などを対象としたエサやり体験(1回100円〜200円程度の専用自販機カプセル・カップ販売)も実施されています。ただし、動物の健康管理と過剰摂取を防ぐため、1日に販売されるエサの数量には厳格な上限が設けられています。週末や大型連休の混雑時には、午後早い段階でエサが完売することが日常茶飯事となっているため、体験を希望する場合は午前中の来訪が必須です。