原稿用紙での数字・アルファベットの扱いは、縦書きか横書きかによって大きく異なり、「なんとなく書いていた」という人が最も多い分野だ。アオマルコラムの小論文指導記事でも、「大学受験の小論文で英語や数字の書き方を誤るケースが多く、原稿用紙の使い方そのものが評価の前提」と明記されている。
縦書き原稿用紙での数字の書き方
縦書きでは、原則として漢数字を使う。「3冊」ではなく「三冊」、「2026年」ではなく「二〇二六年」と書く。ゼロは「〇」(漢数字の零の略)を使う。複数桁の数字は1マスに1文字ずつ書いていく。例えば「二〇二六」なら4マスを使う。
ただし、電話番号・年号のような慣用的な数字表現では、縦書きでもアラビア数字を使うケースが認められる場合がある。その際は1マスに2桁まで(縦に並べて)書くのが一般的なルールだ。ただし学校の作文・読書感想文では漢数字に統一する方が安全かつ正式だ。
横書き原稿用紙での数字の書き方
横書きではアラビア数字(1, 2, 3…)を使うのが基本となる。1桁の数字は1マスに1文字。2桁以上の数字(例:24、100)は1マスに2文字を縦に並べるか、それぞれ1マスずつ使うか、指定がある場合はそれに従う。受験の小論文などでは「1マスに2文字まで」とする指示が多い。
アルファベットの書き方ルール
縦書き原稿用紙でアルファベットを書く場合、1文字1マスで縦向きに(時計回りに90度回転させた向きで)書くのが正式なルールだ。「AI」「SNS」「SDGs」などを書く際は、それぞれ1マスずつ使い、文字を右に90度回転させた状態で書く。
横書きでは通常通り左から右へ書けばよい。大文字1文字で1マス、小文字も1マスが基本だが、実際の指導現場では「小文字2文字で1マス」とする教え方もある。こちらも受験・提出先の指示を最優先にすること。
作文講師歴20年のプロの指摘によれば、「アルファベットを普通に横向きのまま縦書き原稿用紙に書いてしまう生徒が非常に多い。縦書きでは必ず文字の向きを変える意識を持つことが大切」とされている(学習塾まなびや・指導実績より)。
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