近年、特に愛用者が急増している2大ジャンルにおいて、裏表の判定トラブルが頻発しています。その筆頭が「オメガ(Ω)プリーツ型」です。
オメガプリーツ表裏を見分ける際、多くの人が「上半分が上向きのひだ、下半分が下向きのひだ」になっている構造を見て大混乱に陥ります。段差プリーツの「下向きルール」をそのまま適用しようとすると、どちらを向けてもひだが上を向く部分が存在するためです。オメガ型の場合、「中央部分の折り目が鼻や口に向かって凸状(山折り)に張り出し、上下に広げたときにドーム状の空間ができる面が外側」となります。逆に装着すると、口元を圧迫するすり鉢状のくぼみができてしまい、本来の息のしやすさが完全に損なわれます。
もう一つの落とし穴が、カラーマスク表裏どっちという難問です。初期の血色マスクは「外側がカラー、内側が白色」という分かりやすい仕様が主流でしたが、ファンデーションの付着を目立たせないために「肌側も同色」に染め上げられた製品が標準化しました。これにより色の濃淡による判別が不可能になっています。
また、立体マスク裏表見分け方についても注意が必要です。左右に開く3D立体型は、折りたたまれた状態で「ノーズ部分の切り込みが上」かつ「中央の接着リブが外側に突き出す方向」が表面です。反対に広げてしまうと、接着シームが直接鼻梁や唇に接触し、激しい摩擦ストレスを生むことになります。