Q1:ノミに刺された跡はどのくらいの期間で消えますか?綺麗に治すコツはありますか?
A1:適切な初期処置を行えば、赤みや痒み自体は通常1〜2週間程度で沈静化します。しかし、激しい痒みに任せて掻き壊してしまった場合、炎症後色素沈着として茶色いシミのような痕跡が残り、完全に薄くなるまで半年から1年以上を要することがあります。綺麗に治す絶対条件は「発症後48時間以内にステロイド外用薬で炎症の火元を消し止めること」、そして「水ぶくれを決して潰さず、紫外線対策をして患部の摩擦を避けること」です。
Q2:蚊やダニとの画像上の決定的な見分け方はどこに注目すればいいですか?
A2:最も注目すべきは「刺された身体の部位」と「発疹の硬さ」です。足首やすねなど床から30cm以内の下肢に集中し、中心に出血点がある鮮紅色の硬いしこりや水ぶくれになっていればノミの可能性が極めて濃厚です。一方、お腹回りや太ももの内側など皮膚が柔らかく隠れた部位ならダニ、露出部全般に散発し数時間で痒みが引く平らな腫れなら蚊、上半身の露出部に直線状の赤い斑点が連なるならトコジラミと識別できます。
Q3:自宅でノミらしき虫を見つけました。市販のバルサンなどの燻煙剤だけで全滅できますか?
A3:燻煙剤だけでは全滅できません。市販の燻煙剤は空間を跳ね回っている「成虫」には有効ですが、畳の隙間やカーペットの繊維奥深くに潜む「卵」や「サナギ」には薬剤の殻がバリアとなって届きません。数日から2週間後に生き残ったサナギが一斉に羽化し、被害が再燃します。完全駆除には、燻煙剤の散布に加え、サナギを吸い出す日々の徹底的な掃除機がけ、寝具類の熱乾燥(60℃以上)、およびIGR(昆虫成長制御剤)を含むスプレーの併用が必須となります。