2021年7月1日、桐生ココは惜しまれながらホロライブを卒業しました。同日行われた卒業ライブは、VTuber史上初となる同時接続者数49万人以上という空前絶後の大記録を樹立。なぜ人気絶頂のタイミングで卒業を選んだのか、その真相には複数の要因が絡み合っています。
【本人が語った卒業の直接的理由】
卒業会見において本人は「運営との間で、どうしても譲れない活動方針の違いがあった」「自分がやりたいことと、巨大企業となったカバー株式会社の規約や方針との間にギャップが生まれた」という趣旨を明かしています。
当時、急拡大を遂げていたホロライブは上場を見据えたコンプライアンス強化と企業防衛のフェーズに入っていました。攻めた企画や過激なジョーク、自由奔放なネット文化を愛する彼女のクリエイティビティが、企業の枠組みに収まりきらなくなったことが最大の要因です。
一部で囁かれた「海外ファンとの騒動(中台を巡る政治的バッシング)」についても、活動制限の一因ではあったものの、決してネガティブな挫折による引退ではなく、「自身の表現の自由を貫くための前向きな旅立ち」であったことが現在の活動からも証明されています。