天鳥川を渡ると景色は一変し、瑞牆山本領の荒々しい岩場歩きが幕を開けます。象徴的な「桃太郎岩」の脇に架けられた木階段を過ぎると、傾斜は一段と急になり、濡れた岩肌や木の根が露出した難所が続きます。
■ 注意すべき主な危険箇所
・桃太郎岩周辺の段差:足の置き場を見極めないと滑落や転倒のリスクがある急斜面。
・山頂直下のクサリ場・ロープ場:岩肌をよじ登る箇所では、クサリに全体重を預けず、岩の突起(ホールド)を足で確実に捉える「三点支持」が基本。
・大ヤスリ岩直下の狭路:落石を発生させない慎重な足運びが必要。登山者が多い日は頭上からの落石にも警戒が求められます。
岩場でのスリップを防ぐため、ソールの硬いハイカットまたはミドルカットの登山靴を選びましょう。また、下山時の転倒事故が多発しているため、下りこそ一歩一歩の着地点を慎重に見極める集中力の維持が求められます。