店内に一歩足を踏み入れると、一般的なドラッグストアのイメージは良い意味で裏切られる。入り口近くに踊るのは、色鮮やかな野菜や精肉などの生鮮食品、そして地元の惣菜業者が届ける出来立ての弁当だ。ドラッグストアの「ついで買い」ではなく、スーパーマーケットの機能を丸ごと飲み込んだかのような品揃えが広がる。
こうした「生活補完型」の売り場構成は、高齢化が進む郊外住宅地で圧倒的な強みを発揮する。足腰が弱くなった高齢者や、仕事帰りに短時間で買い物を済ませたい共働き世代にとって、広大すぎる大型スーパーを歩き回る負荷は決して小さくない。必要なものが過不足なく揃い、レジまでの動線が短い独自の店舗サイズこそが、日々の買い物におけるストレスを劇的に軽減している。