広小路通と大津通が交差する栄交差点の角、かつて栄広場と呼ばれた場所にそびえ立つのが、地上41階、高さ約211メートルを誇る新ランドマークタワーだ。2026年の開業に伴い、高級ホテルブランド「コンラッド名古屋」やハイエンドな商業施設、最先端のオフィス機能が一堂に会した。ガラス張りの美しいファサードが太陽光を反射し、栄の街並みに圧倒的な存在感を放っている。
長年、名古屋の高級ホテル市場は名駅周辺に偏りがちだったが、栄地区への外資系ラグジュアリーホテルの進出は、富裕層インバウンドの滞在動線を劇的に変えた。エントランス前には高級セダンが横付けされ、洗練されたスーツ姿のビジネスパーソンやドレスアップしたゲストが日常的に行き交う。数年前までの「庶民的で親しみやすい繁華街」というイメージの上に、世界の主要都市と肩を並べる洗練されたレイヤーが重なった格好だ。