新宿の空を見上げる観光客の視線の先には、いつもあの怪獣がいる。スマートフォンのカメラを構える人々の国籍は様々だ。アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国からの旅行者が、こぞってこの場所を目指す。彼らにとって、このビルは単なる商業施設ではない。ポップカルチャーの象徴であり、東京という近未来都市を体現するモニュメントなのだ。
特に最近では、スマートフォンをかざすと巨大なゴジラがビルを破壊するAR(拡張現実)体験サービスが導入され、これが大ヒットしている。リアルとバーチャルが融合した新しい観光コンテンツとして、リピーターを増やす原動力になっている。