ネット上の情報や掲示板では、「関空のライブカメラが動いていれば連絡橋も安全に渡れる」「映像で飛行機が飛んでいればフライトの遅延はない」といった短絡的な言説が見受けられますが、これは大きな誤解です。
まず、空港島周辺の気象特性として、海上特有の突風(ガスト)が局所的に発生します。滑走路付近で風速制限内に収まっていても、橋梁部である関空連絡橋上では横風規制(風速15m/sで速度制限、25m/sで通行止め)が先行して発令されるケースが珍しくありません。
さらに、航空会社の運用上、目的地の関空周辺が晴天であっても、出発地空港の悪天候や機材繰り(乗務員の勤務時間制限を含む)によって欠航や大幅遅延が発生します。「ライブ映像が平穏だから大丈夫」と油断せず、航空会社の公式運航情報とフライトレーダーの航跡データを多角的にクロスチェックすることが不可欠です。