店頭の券売機や注文カウンターで来店客の多くが指名するのが、看板メニューである「銀だら定食」です。一般的な朝食としてはややプレミアムな価格設定(税込2,000円前後)でありながら、SNSや口コミサイトでは「価格以上の感動がある」「他店の焼き魚に戻れなくなる」と絶賛の声が絶えません。
運ばれてくる銀だらは、箸を入れた瞬間にじゅわりと良質な脂が溢れ出します。皮目は芳ばしく香りを放ち、身は驚くほどふっくらと柔らか。独自にブレンドされた味噌にじっくりと漬け込まれており、魚本来の甘みと味噌の塩気・コクが絶妙なバランスを保っています。白米の炊き加減も秀逸で、銀だらの一片だけで茶碗一杯のご飯が消えていくほどの破壊力を持っています。
もう一つの二枚看板として支持されているのが「鯛茶漬け」です。鮮度抜群の真鯛の切り身に、風味豊かな特製胡麻ダレがたっぷりと絡められています。まずはそのまま刺身として白米に乗せて味わい、後半は熱々の上品な出汁を注いで半生状態になった身と出汁の調和を楽しむという二段階の食べ方が可能。小鉢の煮物や出汁の効いた味噌汁に至るまで、隅々に名店の技が息づいています。