Q1:オジサンのトレードマークである下顎の「ヒゲ」は食べられますか?
A1:食べることは可能ですが、積極的におすすめはしません。ヒゲ自体には肉がほとんどなく、軟骨質で繊維が硬いため、口当たりが良いとは言えません。下処理の段階で頭部ごと切り落とすか、ハサミ等で根元から切り取って処分するのが一般的です。ただし、丸ごと唐揚げにする場合は、じっくり二度揚げすることでパリパリとした食感のスナック感覚で香ばしく召し上がれます。
Q2:市場や鮮魚売り場で見かけた際、美味しい個体を見分ける目利きポイントは?
A2:チェックすべきは「体色の鮮やかさ」「目の澄み具合」「身の張り」の3点です。鮮度が良い個体は赤褐色や黄色の斑紋が鮮明で、体表に透明感のある粘液が均一に残っています。目が白く濁っておらず、腹部を指で軽く押した際にしっかりとした弾力があり、柔らかく凹まない個体を選んでください。体長25cm〜30cm前後、重さ400g〜600gクラスのサイズが最も身質と脂のバランスに優れています。
Q3:刺身にする場合、釣りたて当日と数日寝かせた状態ではどちらが美味しいですか?
A3:何を重視するかによって異なりますが、旨味を極めたいなら「寝かせ」が圧倒的におすすめです。当日〜翌朝はコリコリとした活かり身特有の強い弾力を楽しめますが、旨味成分のアミノ酸はまだ少なめです。血抜きと内臓処理を完璧に行い、水気を遮断してチルド室で1〜2日(48時間前後)熟成させると、身がしっとりと吸い付くような食感に変わり、舌の上でエビのような濃密な甘みがほどける至高の味わいへと進化します。