当時取り沙汰された羽賀研二の借金金額はおよそ2億〜3億円。不動産投資の失敗や派手な私生活によって膨らんだ負債を返済するため、世間を呆れさせる前代未聞のプロジェクトが敢行されます。それが1995年に発売された二人のヘアヌード・セミヌードペア写真集『愛と誠』でした。
写真集の印税を借金返済に充てるという露骨な金策と過激な露出は社会現象となり、記者会見には無数のフラッシュが焚かれました。会見場で羽賀は神妙な面持ちを浮かべ、「命を懸けて返済する」「誠意を見せる」と連呼。しかし、その芝居がかった過剰な弁明スタイルは世間の猛反発を招き、ビートたけしさんら大物芸人たちから「誠意大将軍」と命名され、痛烈なパロディの対象となっていきました。
アンナ自身も「彼を救いたい」という一心で被写体となったものの、世間からは冷ややかな視線が注がれ、梅宮家の心労は限界点へと達していました。