SNSやネット掲示板、Q&Aサイトに寄せられたネットの反応評判を検証すると、値上げに対する消費者の受け止め方には二面性が存在します。
一般ユーザーや個人間取引(フリマアプリ)ヘビーユーザーからは、「毎月数回の発送でも年間で数千円の出費増になる」「出品時の価格設定を見直さざるを得ない」といった悲鳴に近い声が上がっています。特に低単価商品の出品者にとっては、販売手数料と配送料を差し引くと利益がわずか数十円に落ち込むケースも報告されています。
一方で、物流インフラの過酷な労働環境に理解を示す声も確実に増えています。「ドライバーの適正な給料のためなら値上げは当然」「再配達を減らすための置き配やロッカー受け取りを積極的に使いたい」という意識の変化が見られます。単なる反発ではなく、「値上げ分が現場のドライバーに還元されているか」という企業のガバナンスや還元姿勢に対する監視の目が厳しくなっているのが現状です。