世間が最も注目したのは「なぜ殺害し、なぜ頭部を持ち去る必要があったのか」という動機と真相の核心部分です。
裁判の供述や冒頭陳述によると、瑠奈被告と被害男性は2023年5月下旬、ススキノのダンスクラブで初めて出会いました。その後、瑠奈被告は男性から意に沿わない性的暴行を受けたと両親に訴えており、これが男性に対する強い執着と激しい憎悪の発端になったとされています。
しかし、単なる怨恨や復讐にとどまらないのが本事件の異常性です。瑠奈被告は幼少期から特異な精神世界を持ち、人体や刃物、オカルト的な儀式に対して強い関心を抱いていました。男性への復讐心に自身の歪んだ収集癖や支配欲が結びつき、「相手を完全に屈服させ、その存在を所有する」という常軌を逸した目的から頭部の切断・持ち去りに至った経緯が法廷で明かされています。