広島市立図書館のネットワークを使い倒す上で欠かせないのが、オンラインシステムの高度な活用です。市内に点在する10以上の図書館・分室に所蔵されている膨大な資料は、共通インフラによって一元管理されています。
1. 広島市立図書館の蔵書検索(OPAC)とネット予約の活用法
公式ウェブサイトの蔵書検索システムを利用すれば、市内の全館に所蔵されている図書・雑誌・視聴覚資料の所在と貸出状況をリアルタイムで照会できます。無料の利用者登録を行ってパスワードを発行すれば、PCやスマートフォンからそのままネット予約が可能です。
受取館は最寄りの区図書館や連絡所を自由に指定でき、中央図書館の専門書を自宅近くの小さな分館で受け取るといったクロス利用が日常的に行えます。予約資料が受取館に到着するとメールで自動通知が届くため、無駄足を踏む心配がありません。
2. 広島市立図書館の利用カード発行要件
貸出や予約に必要な利用カードの発行は、以下の条件に該当する方ならどなたでも無料で行えます。
- 広島市内に在住、通勤、または通学している方
- 広島広域都市圏(廿日市市、東広島市、安芸高田市、府中町、海田町、熊野町、坂町など近隣市町)に在住している方
手続きには、運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、学生証など「本人確認および住所・勤務先が確認できる書類」を持参し、各館の窓口で申請します。一度カードを作成すれば、市内すべての市立図書館で共通利用できます。
3. 返却ポストと広島市電子図書館の連携技
借りた本は、市内のどの市立図書館のカウンターでも返却できます。さらに閉館時間中や通勤途中でも返却できるように、各図書館の入口付近や一部の主要交通拠点に返却ポストが設置されています(※CD・DVDなどの視聴覚資料や相互貸借本は破損防止のため窓口返却限定)。
また、来館する時間がない多忙なビジネスパーソンや育児中の方に強力な味方となるのが広島市電子図書館です。スマートフォンやタブレット端末から電子書籍を24時間いつでも貸出・閲覧・返却でき、貸出期間が終了すると自動的に返却処理が行われるため、延滞ペナルティの心配も一切ありません。