米軍式睡眠法は万能の特効薬ではなく、対象者の状態に応じた適切な使い分けが求められます。導入を検討する際の明確な判断基準を提示します。
米軍式睡眠法が向いている人
・ベッドに入ると考え事や反省会が止まらなくなるビジネスパーソン
・日中のデスクワークで肩や首、顎に無意識の力みが生じている人
・夜勤やシフト制勤務、出張が多く、不規則な時間・環境で仮眠を取る必要がある人
・睡眠薬に頼らず、自力で入眠コントロール能力を高めたい人
慎重になるべき人・専門医の受診を優先すべき人
・重度のうつ病に伴う早朝覚醒や中途覚醒に悩んでいる人(器質的アプローチが必要)
・睡眠時無呼吸症候群(SAS)やむずむず脚症候群など、身体疾患が原因で眠れない人
・「2分で眠らなければならない」という強迫観念が強まり、訓練自体がプレッシャーになる人
まずは就寝時だけでなく、日中の15分間のパワーナップ(仮眠)や、入浴後のリラックスタイムに練習を重ねることから始めるのが挫折を防ぐ最大のコツです。