ミリオンセラーを連発し、グループとして日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞するなど社会現象を巻き起こしていた2000年1月、石黒彩はモーニング娘。を電撃卒業しました。人気絶頂の渦中での脱退劇は、多くのファンに強い衝撃を与えました。
当時語られた卒業の最大の理由は、「服飾デザイナーになるという幼少期からの夢を叶えるため」という強い信念でした。多忙を極める芸能活動の合間を縫い、服飾関係の専門知識を学ぶ短期大学へ進学。自らの手でデザインを手がけたいという明確な目標を持っての決断でした。
その後、真矢との結婚と妊娠が重なったことで進路の舵を大きく切ることとなりましたが、服飾やデザインに対する情熱は後の子ども服のプロデュースやファッション関連の連載、プロデュース業へと見事に結実しています。敷かれたレールに甘んじることなく、自分の意志で人生を選択した彼女の姿勢は、現在の自立したライフスタイルにも色濃く反映されています。