2026年2月19日、イタリアのミラノ・アイススケートアリーナで行われたミラノ・コルティナ冬季オリンピック女子シングルフリースケーティング。日本女子初となる五輪3大会連続出場を果たした坂本花織選手は、世界中の視線が注がれる最終グループの重圧を跳ね返し、合計224.90点をマークして見事に個人戦銀メダルに輝きました。
ショートプログラム(SP)から研ぎ澄まされた集中力を維持し、フリースケーティングでは冒頭のダブルアクセルから流れるようなコンビネーションジャンプを次々と成功。氷を深く削るエッジワークと豊かな表現力で観客席を総立ちにさせました。また、それに先駆けて行われた団体戦女子フリーでも148.62点という高得点を叩き出し、堂々の1位を獲得。演技直後のミックスゾーンでは「うれしい気持ちが大爆発しました」と満面の笑みで語り、持ち前の明るいキャラクターと勝負強さで日本チームの銀メダル獲得に決定的な貢献を果たしました。
2025年12月に代々木第一体育館で開催された全日本フィギュアスケート選手権でも貫禄の総合優勝を飾り、名実ともに世界の頂点に立ち続ける坂本選手。五輪という極限の舞台で披露された珠玉のプログラムは、フィギュアスケート史に深く刻まれる金字塔となりました。