2020年代半ばを迎えた現在、日米のオンラインコミュニティ(Reddit、X、日本の知恵袋やレビューサイト)の膨大なユーザーデータを分析すると、興味深い人気構造が浮き彫りになります。パワーパフガールズ 人気順ランキングの動向は、時代背景によって劇的な変化を遂げています。
世界的なキャラクター投票やアパレルコラボの売上動向を総合すると、安定して第1位の座を争い続けているのがバブルスです。海外フォーラムでは「もっとも予測不可能で笑える」「可愛いのに暴走したときの破壊力が圧倒的」という意見が目立ち、狂気的な愛らしさがインターネット・ミーム文化と完璧に合致しています。
しかし、近年のY2Kリバイバルやジェンダーレスファッションの文脈において、支持率を急激に伸ばしているのがバターカップです。過度に女性らしく振る舞うことを拒否し、自らの拳と信念だけで道を切り拓くアティチュードは、Z世代を中心とする若い女性層から「自立したロールモデル」として再評価されています。
一方のブロッサムは、リーダーとしての重責や時に空回りする生真面目さが共感を呼び、大人になってから見返したファンから「組織のトップとして最も感情移入できる」と評価される傾向にあります。3人の絶妙な三者三様のバランスこそが、特定の誰か一人に人気が偏りすぎないコンテンツとしての長寿性を担保しています。