予防接種法に基づき、小学校6年生から高校1年生相当の女子は、自己負担なしでワクチンを接種できる。しかし、ここで絶対に看過できないのが、過去の勧奨控えによって機会を逃した世代に対する特例的な「キャッチアップ接種」の動向だ。
自費で全3回を接種しようとすれば、シルガード9の場合、総額で約8万〜10万円近い費用がかかる。これが全額公費で賄われる意味は極めて重い。キャッチアップの公費助成スケジュールは厳密に定められており、完了までに約6ヶ月の期間を要するため、最初の1回目を打つタイミングを誤ると助成枠からこぼれ落ちてしまう。
自治体の窓口や医療機関には、期限切れ直前の駆け込み相談が後を絶たない。後悔しない判断を下すためには、自分が対象者であるかどうか、助成を受けるためのタイムリミットがいつなのかを、今この瞬間に母子手帳や自治体の広報で確認することが不可欠だ。