多くのドライバーが首都高を「危険」「怖い」と感じる最大の要因は、見通しの悪い急カーブと、突然現れる右側合流にあります。
通常の高速道路では、追い越し車線ではない「左側」からの合流が基本です。しかし首都高では、用地取得の制約や道路構造上の理由から、追い越し車線側である「右側」から合流するインターチェンジ(ランプ)やジャンクション(JCT)が多数存在します。合流車線自体も非常に短いため、本線を走る車と素早く速度を合わせながら、目視とミラーを駆使して素早く合流しなければなりません。
また、首都高の制限速度は、湾岸線などの一部区間(80km/h)を除き、都心環状線(C1)をはじめとする多くの区間で時速50km〜60km/hに設定されています。一般的な高速道路の感覚で80〜100km/hを出していると、急カーブを曲がりきれずに側壁へ衝突するリスクが跳ね上がります。「高速」という名前に惑わされず、制限速度を守ることが最大の自己防衛です。